新幹線と在来線を利用する際、切符とSuicaを併用して乗車することがあります。同じJRの路線であっても、在来線から新幹線に乗り換える際には、改札を通る必要があります。
その際、切符とSuicaを使う順番や利用方法に戸惑うことも多いでしょう。この記事では、Suicaと切符を併用してスムーズに改札を通過するための基本的な利用方法や、具体的な操作順序について詳しく解説します。
Suicaと切符の併用は可能！どんな場面で使う？
Suicaと切符を併用するケースは、在来線区間をSuicaで乗車し、新幹線区間を切符で利用する場合や、その逆のパターンです。例えば、以下のような場合にSuicaと切符を併用します。
- 在来線区間：Suica、新幹線区間：切符
この場合、在来線区間はSuicaでタッチして改札を通り、新幹線は別途購入した切符で乗車します。例えば、在来線の区間だけSuicaで済ませて、新幹線区間は「バリ得こだま」などのツアー切符を利用する際に併用します。 - 在来線区間：切符、新幹線区間：Suica
逆に、在来線区間はお得な乗車券を切符で購入し、新幹線はSuicaに登録したスマートEXなどで乗車するケースです。例えば、JR九州のインターネット予約で在来線の切符を購入し、新幹線はモバイルSuicaを使って乗る場合などが該当します。
Suicaと切符の併用で自動改札を通る順番
Suicaと切符を併用して自動改札を通る際、順番が重要です。どちらを先に使うかによって、改札が正しく反応しないこともあるため、正しい順番で利用しましょう。
正しい順番：切符を先に投入し、Suicaを後にタッチする
- まず、切符を自動改札に投入します。
- その後、Suicaを読み取り機にタッチします。
この順番を守ることで、Suicaと切符の併用が正しく処理されます。逆に、先にSuicaをタッチすると、切符が正しく認識されず、エラーが発生する可能性があります。
Suicaと切符の順番を覚えるコツ
普段からSuicaや切符を併用しているわけではない方にとって、これらを使う順番を覚えておくのは難しいかもしれません。そこで、覚えやすいコツを3つご紹介します。
1. あたまとおしりが「か」で終わる
「紙切符」と「Suica」の頭文字と最後の文字が「か」で終わることに着目すると、順番を覚えやすくなります。「かみきっぷ→すいか」と覚えることで、切符が先、Suicaが後だと自然に頭に残ります。
2. トイレの流れと一緒と覚える
「紙→水」という覚え方も便利です。紙切符が先で、その後にSuicaという流れは、トイレで紙を使った後に水を流す流れと同じです。この視覚的な覚え方であれば、忘れにくくなります。
3. 自動改札の気持ちで考える
自動改札がどのように情報を処理するかをイメージする方法です。最初に切符を投入することで、改札機は「どの区間でSuicaを使うのか？」という確認を行います。逆に先にSuicaをタッチしてしまうと、切符の有無を正しく判断できないため、エラーが出ることがあります。このように、改札の動作を理解することで、正しい順番を自然と覚えることができます。
Suicaと切符の併用方法の具体例
在来線：Suica / 新幹線：切符の場合
まず、Suicaを使って在来線を利用し、新幹線の改札に着いたら、切符を自動改札に投入し、Suicaをタッチする流れです。例えば、在来線区間をSuicaで済ませ、ツアーなどで購入した新幹線切符を使う場合、この順番を守ればスムーズに通過できます。
在来線：切符 / 新幹線：Suicaの場合
この場合は、在来線区間を切符で移動し、新幹線区間をSuicaで乗車するケースです。在来線の改札では切符を使用し、新幹線に乗る際には、Suicaを使って改札を通過します。
特にスマートEXやエクスプレス予約を使っている場合、新幹線はSuicaで乗車できるため、この併用方法が適しています。
まとめ
Suicaと切符を併用する際、正しい順番で自動改札を通過することが大切です。切符を先に投入し、Suicaを後でタッチするという基本の順番を守れば、エラーを避けてスムーズに改札を通ることができます。
覚え方としては、「かみきっぷ→すいか」のような言葉遊びや、トイレの「紙→水」という流れを利用すると良いでしょう。また、改札機の動作を理解することで、よりスムーズに操作できるようになります。
新幹線と在来線を併用する場面では、時間に余裕がないことも多いので、事前に順番を確認し、スムーズに利用できるようにしておきましょう。
