【2025年版】鯉のぼりを飾る時期と片付ける時期はいつ?長く楽しむためのポイント

行事・季節

5月5日は「こどもの日」です。これは「端午の節句」とも呼ばれ、男の子の健やかな成長と幸せを願う行事として日本で古くから親しまれています。

この時期になると、多くの家庭で鯉のぼりが飾られますが、鯉のぼりを飾る時期や片付けるタイミングについて具体的に知っている人は少ないかもしれません。

この記事では、2025年における鯉のぼりを飾る時期や片付けるタイミング、そして注意点について詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてください。


鯉のぼりとは?

鯉のぼり(読み方:こいのぼり)は、「鯉」を模した形状の飾り物で、端午の節句に男の子の誕生を祝い、成長と出世を願って飾られるものです。鯉が空を泳ぐように見えるデザインは、鯉が逆境を乗り越えて立身出世する「登竜門」の伝説に由来しています。

近年では、庭先だけでなくマンションのベランダや室内にも飾れるコンパクトな鯉のぼりが登場しており、住宅事情に合わせたさまざまな飾り方が広がっています。


鯉のぼりを飾る時期はいつから?

鯉のぼりを飾る時期に明確な決まりはありませんが、多くの家庭では以下のようなタイミングを目安にしています。

一般的な目安

  • 春分の日(3月20日ごろ)~4月中旬(4月20日ごろ)
    春分の日を境に暖かくなる頃から飾るのが一般的です。2025年の場合、3月20日(木)から4月20日(日)の期間が目安となります。

他の基準

  • ひな祭り(3月3日)が終わったらすぐ飾る
    女の子の節句であるひな祭りが終わると、切り替えて鯉のぼりを飾り始める家庭も多いです。
  • 春のお彼岸(3月18日~24日ごろ)が過ぎたら飾る
    春の彼岸明けをタイミングにする地域や家庭もあります。
  • 端午の節句の1週間前に飾る
    遅めに飾る場合でも、5月5日の一週間前から準備するのが一般的です。

注意点

前日に慌てて飾るのは「一夜飾り」と呼ばれ、縁起が悪いとされています。

そのため、遅くとも4月末までには飾り始めるのが理想的です。


鯉のぼりを片付ける時期はいつまで?

片付けるタイミングにも特に厳密な決まりはありませんが、以下が目安となります。

一般的な目安

  • 5月中旬(5月10日~20日ごろ)
    端午の節句が終わってから1~2週間後に片付ける家庭が多いです。2025年では、5月10日(土)から5月20日(火)の間が一般的な片付け時期となります。

他の基準

  • 5月5日を過ぎたらすぐ片付ける
    節句が終わるとすぐに片付ける方もいらっしゃいます。
  • 6月上旬まで飾る
    長く楽しむ家庭では、梅雨が始まる前まで飾っていることもあります。

注意点

片付ける日は天気が良い日を選びましょう。雨の日や湿気の多い日は、鯉のぼりにカビや虫がつく可能性があります。梅雨入り前のお天気の日に片付けることが、長く使うためのポイントです。


まとめ:鯉のぼりを飾る時期と片付ける時期

これまでの内容を整理すると、鯉のぼりを飾る時期と片付ける時期の目安は以下のようになります。

飾る時期

  • 一般的には 2025年3月20日(木・春分の日)~4月20日(日)ごろ
  • 最も早く出す場合は 3月4日(火)ごろから
  • 遅くとも 4月30日(水)まで に出す

片付ける時期

  • 一般的には 2025年5月10日(土)~5月20日(火)ごろ
  • 最も遅くても 6月10日(火)ごろまで に片付ける

鯉のぼりを飾る期間は最長で約3カ月間にも及ぶことがあります。ひな人形のように「片付けが遅れると縁起が悪い」という言い伝えはありませんが、大切に保管するためにも片付けるタイミングを見極めることが大切です。

2025年も鯉のぼりを飾り、子どもの成長を祝いながら、家族で楽しいひとときをお過ごしください!

タイトルとURLをコピーしました